歯磨きが苦手でいつも大変、なかなか口を開けてくれない。という方におすすめの1冊です。

絵本の紹介
作 くぼまちこ
出版社 アリス館
価格 ¥1100
ページ数 16ページ
はみがきれっしゃとしゅっしゅぽーってこんな絵本
おすすめポイント①
歯ブラシの形をした列車と一緒に口の中を冒険楽できる
おすすめポイント②
歯が駅になっていてどんな歯があるか分かりやすい
おすすめポイント③
仕掛け絵本になっていて口の中が綺麗になっていく様子が良く分かる

そもそもどうして歯磨きが苦手な子どもが多いのか?
A:口腔内に歯ブラシが入る嫌悪感
子どもは口の中は大人に比べ敏感であるため、歯や歯茎に歯ブラシが触れることや不規則に動くことに対し嫌悪感を抱く傾向にあります。
A:歯磨きに対する恐怖感
歯磨きを嫌がるからと言って無理やり身体を抑えたり、怒鳴ったりしてしまうと恐怖心を植え付けてしまうことがあります。
対策方法!嫌がる歯ブラシどうしたらいい?
歯ブラシを持たせる回数を増やして歯ブラシに慣れさせることが大事です。
ごっこ遊びやちゃんと磨けなくても自分で出来たら沢山褒めてあげることが大切です。

おすすめポイント
おすすめポイント① 歯ブラシの形をした列車と一緒に口の中を冒険楽できる
歯ブラシの形をした列車が口の中に入っていくところから始まります。
口の中を進んでいくにつれ、次は何が出てくるのかな?どこを磨くのかな?など楽しみながら読み進めることができます
また、列車が一生懸命歯磨きしている姿を見ることで、自分もやらなきゃっという気持ちにさせてくれます。
おすすめポイント② 歯が駅になっていてどんな歯があるか分かりやすい
前歯駅、奥歯駅など歯が駅になって、どこにどの歯があるのかを教えてくれます。
歯の位置を知ることで磨く場所が分かり、歯に当たるブラシの嫌悪感が軽減し歯磨きが慣れやすくなります。
おすすめポイント③ 仕掛け絵本になっていて口の中が綺麗になっていく様子が良く分かる
列車が口の中をライトで当てると、歯の間に沢山の食べカスが残っています。
仕掛け絵本になっていて、列車が一生懸命磨いた後は歯が綺麗になっている様子がよく分かります。

おすすめする年齢、タイミング
対象年齢は0歳からですが、電車や乗り物に興味を持った頃に読んであげるとさらに興味を持ってくれると思います。
歯磨きを始めようかな、歯磨きが苦手と言う頃にちょうどいいと思います。
実際に読んでみて
2歳半の息子に読んであげました。
歯磨きが苦手でいつも泣きじゃくりながらしていました。
今は列車ごっこをしながら「前歯駅に止まりまーす」っと言うと少し口を開けてくれる様になりました。
歯ブラシを克服とまでは出来ませんできたが、前に比べ歯ブラシするとき少し嫌がらずに口を開けてくれる様になりました。
まとめ
歯ブラシが列車になって口の中を綺麗にしてくれるお話は、子どもと楽しく列車ごっこをしながら歯ブラシができるきっかけになります。
また、自分の口の中をよく知ることで歯ブラシの大切さを教えてくれる1冊になると思います。