子どもってなぜか「うんち」って言葉好きだよね?そんな子供が好きな1冊です。

絵本の紹介
文 ヴェルナー・ホルツヴァルト
絵 ヴォルフ・エールブルッフ
訳 関口裕昭
出版社 偕成社
価格 ¥1300+税
ページ数 24ページ

Q&A
Q:どうして子どもって「うんち」って言葉が好きなの?
A:子どもにとってうんちは自分の子供のようなもので愛着を感じる様です。
うんちが体から出る気持ち良さや、出すことで褒めてもらえるとても良い存在とも言われています。
また、子供がそれらの言葉に興味を持つもは自分の体に興味をもっているサインでもあり、大切な発達の一つと考えられています。
うんちしたのはだれよってこんな絵本
ポイント①
こどもが好きな動物のうんちがたくさん出てくる
ポイント②
もぐら君のかわいい姿で事件を解決していく
ポイント③
動物たちのうんちの形や色を知れる

あらすじ
もぐら君の頭にうんちを落とした犯人を捜すお話です。
もぐら君はいろんな動物達に聞き込みをして、ついに犯人を見つけ仕返しをします。
おすすめポイント
ポイント① 子どもが好きな動物のうんちがたくさん出てくる
もぐら君は犯人を捜すため色んな動物たちに話しかけ、動物たちはうんちを見せてくれます。
うんちが出るときの音が「ころころ」「ピシャ」など子供が聞いて喜びそうな音で表現されています。
またもぐら君が動物たちのうんち見たときに、例える表現にも注目です。
絵本を読んでると思わず子供も大人も一緒に笑ってしまう内容になっています。
ポイント② もぐら君のかわいい姿で事件を解決していく
もぐら君はうんちを帽子の様に頭に乗せたまま犯人を捜していきます。
貫禄があるよ様なその姿は可愛いく描かれています。
小さい体で何倍も大きな動物たちに聞き込みにいく姿はとても堂々としています。
どうしたら犯人が分かるか一生懸命考えます。犯人が分かった時の表情や仕返しの方法はとてもほっこりします。
ポイント② 動物たちのうんちの形や色を知れる
もぐら君は動物達がどんなうんちをするか知りません。
そのため色んな動物たちに聞きまわり動物たちがするうんちを見てこんなうんちをするのかっと関心します。
もぐら君と一緒に動物たちがするうんちがどんな形をしているのか学んだり知ることができます。

おすすめする年齢、タイミング
対象年齢は2歳からですが、少しお話が長いため3歳や4歳くらいの方がもっと楽しめるかもしれません。
うんちや動物に興味をもった頃に読んであげると喜ぶと思います
実際に読んでみて
2歳半になる息子に読んでみました。
動物が出てくると「うまー」や「とりさん」など楽しそうに読んでました。
ですがうんちに興味を持つのはもう少し先だったみたいで、あまりうんちには反応がなかったです。
内容はとても面白かったのでもう少し大きくなったらまた読んであげたい1冊です。
まとめ
小さなもぐら君に突然起きた事件を一生懸命解決していく様子はとてもかわいらしくほっこりします。
自分より大きな動物達にうんちを見せてもらい、動物達がどんなうんちをするの様々な発見ができます。
どうしたら解決できるのかを考え、犯人を見つけるお話は子供も大人も楽しめるお話です。